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Technology

技術紹介

82年にわたり積み重ねた
経験と技術で
高周波熱処理を含む多工程を
一貫加工体制でお任せいただけます。

大船熱錬は、高周波熱処理を含む多工程の一貫加工体制により、製品の加工から納品に至るまでの全段階で高品質を維持しています。

各工程で厳格な検査を実施し、品質管理体制を常に向上させることに注力しています。

また、全工程にはそれぞれ責任者を配置し、最終的にお客様に届けられる製品の品質を保証しています。

加工から納品の流れ

Flow

旋削

旋削加工は、工作機械を利用して金属材料を回転させ、チップ(刃具)を使用して削る加工を行います。大船熱錬では、自動車の変速機部品などの精密部品製造にこの技術を用いています。この手法により、微細な部分を精密に削り出し、製品の形状を整え、高い寸法精度と品質を確保しています。

この工程で使用する主な設備

  • ・NC旋盤(村田機械製)
  • ・NC旋盤(森精機製)
  • ・NC旋盤(高松機械製)

ブローチ

ブローチ加工は、特殊工具を使い、多数の刃で少しずつ削り出すことで複数の形状を精密に加工する方法です。この技術により、形状が複雑な自動車部品も高い効率と精度で加工されています。弊社大船熱練が使用している特殊工具は、80Φから220Φの大径であることも特徴の1つです。

この工程で使用する主な設備

  • ・ブローチ盤(不二越製|内径・内外径)
  • ・ブローチ盤(山陽マシン製|内径)
  • ・ブローチ盤(日本ブローチ製|内外径)

高周波熱処理

⼤船熱錬株式会社では、⾃動⾞製品の熱処理を⾼周波熱処理にて実施しております。 この加⼯は、製品に⾼周波誘導電流を流し、硬度が必要な個所を⾃⼰発熱させ、急速加熱・冷却を行った後、焼き戻しすることで必要な硬度を得る技術です。 耐摩耗性、疲れ強さ、靭性を向上させ、短時間加熱のメリットである熱変形を抑えた加⼯が可能であり、精密な⼨法と⾼品質の製品を保証しています。⾼精度加⼯と熱処理変形を抑える技術は、弊社大船熱練の強みの⼀つであり、難易度の⾼い加⼯技術のノウハウが特徴です。

この工程で使用する主な設備

  • ・高周波焼き入れ焼き戻し機(電気興業製|350Kw)
  • ・高周波焼き入れ焼き戻し機(電気興業製|250Kw)
  • ・高周波焼き入れ機(電気興業製|350Kw)

円筒研磨

研磨工程を通じて製品の表面を滑らかに仕上げていきます。円筒研磨とは、砥石を加工物に押し当てて研磨する加工方法です。ミクロン単位で高精度に加工することができ、表面の粗さを減少させ、寸法精度を高める効果があります。これにより、製品の機能性と寿命が向上します。

この工程で使用する主な設備

  • ・円筒研磨機(トーヨーエイテック製)